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コーヒー器具・道具選び
コーヒーメーカーの掃除頻度|極上の一杯を守るためのメンテナンス習慣
どれほど素晴らしい豆を選んでも、どれほど高性能なコーヒーメーカーを使用しても、日々の手入れを怠れば、その一杯は確実に輝きを失います。 嗜好品としてコーヒーを愛でるという行為は、コーヒーメーカーを丁寧に手入れすることで完成するといっても過言ではないでしょう。 高級腕時計にオーバーホールが必要なように、コーヒーメーカーにも適切なメンテナンス頻度があります。今回は、味わいを守り、長く愛用するための掃除頻度と手入れのコツをご紹介します。 コーヒーメーカーの掃除頻度はどれくらい?|結論:毎回・月1・3か月・6か月の4段階 コーヒーメーカーの掃除は、「毎回」「月1回」「3か月ごと」「6か月ごと」の4つの段階を意識すると、最適なコンディションを保つことができます。 毎回:抽出後の簡易洗浄 コーヒー抽出のたびに、ポットやフィルター、ドリッパー、抽出口付近を必ず洗浄しましょう。コーヒーオイルや微細な粉が付着したまま放置すると、わずか1日でも雑味や酸化臭の原因になります。 使用後は、ぬるま湯での湯通しや、柔らかいスポンジで軽く洗い流すだけでも十分。忙しい朝でも、ほんの一手間を惜しまないことで、次の一杯の美味しさが守られます。 月1回:タンク・外装のメンテナンス 毎日の掃除だけでは落としきれない水垢やコーヒーオイルは、月に1回、意識的にリセットしましょう。 水タンクはクエン酸を溶かした水で内部を循環させ、しっかり湯通しするのが理想です。パッキンやフィルター周りも、ふき取り掃除を忘れずに。表面の汚れも優しく拭き取り、清潔感を保つことで、見た目の美しさも長持ちします。 3か月ごと:デスケール洗浄と内部の徹底清掃 内部の配管には目に見えない水垢やコーヒー残留物が蓄積します。3か月ごとに専用のデスケール剤を使用し、配管内部までしっかり洗浄しましょう。 この手入れを怠ると、抽出温度が低下し、コーヒーの風味が平板になるばかりか、機械の故障にも繋がります。抽出ユニットが取り外せるモデルであれば、分解して細部まで丁寧に洗い上げることをおすすめします。 6か月ごと:分解掃除や専門メンテナンス 半年に一度は、より深いメンテナンスを検討したいところです。 抽出ユニットの分解掃除や、メーカーが推奨するメンテナンスキットの活用が効果的です。 家庭用モデルでも、必要に応じて専門業者にクリーニングを依頼するのも選択肢のひとつ。 この一手間が、愛機の寿命を大きく伸ばすことにつながります。 掃除を怠るとどうなる?味と機械へのダメージ 掃除を怠ることで、コーヒーメーカーの劣化は静かに、しかし確実に進行します。 まず最初に現れるのは、味の変化です。雑味や酸化臭が強くなり、香り立ちが鈍くなります。 次に発生するのは、カビやバクテリアの繁殖。特に、水タンクや抽出口周辺は、湿度と温度が高く、菌が好む環境です。最悪の場合、健康被害のリスクも否定できません。 さらに放置すれば、配管詰まりやポンプ故障を引き起こし、修理費用が発生します。コーヒーメーカーのモデルにもよりますが、内部洗浄を怠ると数万円規模の修理になることもあります。 味わいと安全、そして愛機の寿命を守るためにも、掃除は欠かせない儀式と言えるでしょう。 部品別・汚れ別の掃除ポイントとおすすめアイテム ポット・フィルター・タンクの基本掃除 使用後はすぐにポット・フィルター・タンクをぬるま湯で洗い流しましょう。コーヒーの油分は思いのほかしつこく付着するため、中性洗剤を使って優しく洗うのが理想的です。スポンジは柔らかいものを選び、傷をつけないよう注意しましょう。 抽出ユニット・内部配管の洗浄方法 配管の水垢や油分は、クエン酸と専用デスケール剤の使い分けがポイントです。...
コーヒーフィルターの種類と素材を徹底比較|味わい・手入れ・エコで選ぶ最適フィルター
コーヒーの味を決める重要な要素の一つが「フィルター」です。フィルターの違いは、ただの器具の違いではありません。素材や形状によって、コーヒーの香り、コク、クリアさが大きく変わります。 そして最近では、フィルター選びに「サステナビリティ(持続可能性)」や「エコ視点」を重視する人も増えています。 どの素材を選ぶかによって、年間のゴミ排出量も大きく変わるからです。 この記事では、コーヒーフィルターの主な種類と素材ごとの特徴、味の違い、エコ視点、手入れのしやすさをわかりやすく解説します。あなたにぴったりのフィルター選びのヒントにしていただければ幸いです。 コーヒーフィルターの種類と特徴(素材別) ペーパーフィルター ペーパーフィルターは最も一般的で、初心者にも扱いやすいフィルターです。コーヒーの微粉やオイル成分をしっかりとキャッチし、雑味のないクリアな味わいを引き出してくれます。 使い捨てのため手入れは不要で、忙しい朝にもぴったり。ただし、ペーパーゴミが日々出るため、環境への配慮が気になる方は再生紙タイプを選ぶと良いでしょう。 台形、円すい、ウェーブとさまざまな形状があり、器具との相性も選ぶ楽しさの一つです。 ネル(布)フィルター 布製のネルフィルターは、しっとりとした口当たりとまろやかな味わいが魅力です。コーヒーオイルをほどよく残し、深いコクと豊かな香りを引き出します。 一方で、使用後は煮沸消毒や冷蔵保存が必要で、日々の手入れに手間がかかるのがデメリット。時間と手間をかけて、じっくりとコーヒーを愛でたい人におすすめです。 繰り返し長く使えるため、エコ意識の高い方にも支持されています。 金属フィルター(ステンレス・チタン) 金属フィルターは、コーヒーオイルをそのまま抽出できるため、コクや風味がダイレクトに楽しめます。コーヒー本来の複雑な味わいを引き出したい方には最適です。 目詰まりを防ぐために毎回丁寧な水洗いは必要ですが、耐久性に優れ、繰り返し使用可能。紙ゴミが一切出ないため、環境への負荷は最小限です。 スタイリッシュなデザインのものが多く、愛用品として長く使える点も魅力でしょう。 セラミックフィルター セラミックフィルターは、最近注目を集めている素材です。遠赤外線効果により、味わいをまろやかに整え、金属フィルター同様、コーヒーオイルもしっかり残ります。 さらに、ろ過効果で水のカルキ臭を軽減し、家庭用の水道水でも雑味のない一杯に仕上がります。 水で流すだけで簡単に手入れができ、半永久的に使えるエコな選択肢です。陶器ならではの温もりと、インテリアとしても映える美しいデザインも特徴です。 新素材フィルター(竹・リネンなど) 最近では、竹繊維やリネン(麻)を使った天然素材のフィルターも登場しています。味わいはやさしく、ペーパーよりも微かにオイルが残る自然な風味が楽しめます。 耐久性は若干劣りますが、土に還る素材もあり、環境負荷の低さはトップクラス。ナチュラル志向の方やアウトドアコーヒーを楽しむ方におすすめです。 フィルター素材別|味・手入れ・エコ比較表 素材 味わい(オイル感) 手入れのしやすさ エコ度 ランニングコスト...
コーヒーサーバーは耐熱ガラスがベスト?選び方とおすすめ10選
コーヒーを愛でる時間は、ただの習慣ではなく、人生を豊かにする贅沢なひととき。その時間をより美しく、そして美味しく演出するのが「耐熱ガラス製コーヒーサーバー」です。透き通るガラスに湯気が立ち上る様子を眺めながら、ゆっくりとハンドドリップを楽しむ。この時間こそが、忙しい日常に上質な余白をもたらしてくれるのではないでしょうか。 本記事では、耐熱ガラス製コーヒーサーバーの魅力と、選び方、おすすめモデルをご紹介します。 コーヒーサーバーはなぜ「耐熱ガラス」が選ばれるのか 耐熱ガラスの魅力とは コーヒーサーバーの素材にはさまざまなものがありますが、中でも耐熱ガラス製は愛好家に選ばれ続けている定番です。その理由は、次の3つに集約されます。 1つ目は、耐久性と安全性の高さ。耐熱ガラスは急激な温度変化にも強く、ハンドドリップのような高温でも割れにくい設計です。 2つ目は、コーヒーの色や量が一目でわかる美しさ。抽出の過程を「見て楽しむ」ことができ、日々のコーヒーが一段と特別なものになります。 3つ目は、ニオイ移りしにくく、手入れが簡単である点。雑味のないクリアな味わいを保ちながら、清潔に長く使えるのも魅力です。 プラスチックやステンレスとの違い プラスチック製は軽くて割れにくいメリットがあるものの、傷がつきやすく、香りが逃げやすいという欠点があります。ステンレス製は高い保温力を持ちながらも、コーヒーの色合いを楽しむことはできません。 一方、耐熱ガラスは、味・香り・美しさすべてを満たす選択肢。特にコーヒーを嗜好品として楽しむ方には、これ以上ない相棒となるでしょう。 耐熱ガラス製コーヒーサーバーの選び方 ① 容量で選ぶ(300ml/600ml/1L) ひとりで一杯ずつ楽しむなら300〜400ml程度の小容量タイプが最適。家族や友人と一緒に楽しむ場合は600ml以上を選ぶのがおすすめです。特にアウトドアや来客時を想定するなら、1Lサイズが便利です。 ② 直火・電子レンジ対応で選ぶ 耐熱ガラスの中でも、直火対応のモデルはキャンプやアウトドアシーンで活躍。電子レンジ対応タイプなら、淹れたコーヒーを手軽に温め直せるため、日常使いにも便利です。 ③ 目盛り付き・注ぎ口の形状で選ぶ 目盛りが付いていると毎回同じ味を再現しやすく、ドリップ初心者にもおすすめです。注ぎ口の形状は液だれしにくいものを選ぶと、扱いやすさが格段にアップします。 ④ ブランドで選ぶ コーヒーサーバー選びで迷ったら、HARIO・Kalita・KINTOといった定番メーカーが安心。どれもデザイン性と実用性を兼ね備え、耐久性にも優れています。 おすすめ耐熱ガラス製コーヒーサーバー10選 <ソロ用>小容量タイプ(300〜400ml) HARIO V60 レンジサーバー360 ハンドドリップの王道・HARIOの小型モデル。コンパクトながら耐熱ガラスと目盛り付きで、初心者にも扱いやすい一品。電子レンジ対応。...
【2025年】家庭用エスプレッソマシンおすすめ10選|本格派が愛する“嗜好品”としての一台
エスプレッソは、ただの飲み物ではありません。 それは、ワインや高級時計、車と同じように「嗜好品」として、人生に豊かさをもたらす存在です。 家庭でエスプレッソを楽しむという行為は、単なる時短やカフェ代の節約ではなく、自分の時間を愛でること。特に高級志向の方々にとって、家庭用エスプレッソマシンは“美学”を表現する道具になり得ます。 かつてはプロバリスタだけが手にできた高圧抽出や極上のクレマも、いまや家庭用マシンで楽しむことが可能です。 最新の家庭用モデルは、プロ機で培われた技術をコンパクトに搭載し、わずかな時間で完璧な一杯を抽出してくれます。 家庭用エスプレッソマシンの選び方【プロが解説】 タイプ別|全自動・セミオート・カプセルの違い 家庭用エスプレッソマシンは大きく3タイプに分かれます。 ・全自動式:豆挽きから抽出、ミルクフォームまでワンタッチで完結。忙しい方に最適。 ・セミオート式:豆を自分で挽き、抽出を手動でコントロール。淹れる楽しみを堪能したい方に。 ・カプセル式:手軽さが最大の魅力。クレマも一定レベルで再現できるため、初心者にも人気です。 サイズと設置スペースを考える 本格マシンは存在感があり、キッチンの主役になります。家庭用では幅30cm以内、奥行き40cm以内が理想。 また、100Vの家庭用電源で動作するかも必ず確認したいポイントです。 圧力と抽出温度は味の決め手 エスプレッソは9気圧前後で抽出するのが一般的。圧力が不足するとクレマが薄くなり、酸味が強く出がちです。 さらに、抽出温度が安定しているかは甘味やコクを引き出す上で重要です。 スチームノズルとミルクフォームの仕上がり 家庭用でもスチームノズル付きなら、ラテアートも可能です。 温度計を使わなくてもきめ細かなフォームが作れる「自動ミルクフォーマー」搭載機なら、失敗も少ないでしょう。 メンテナンスのしやすさも重要 意外と見落としがちなのが、日々の掃除です。 特に全自動モデルは、抽出ユニットの着脱が簡単か、洗浄モードが搭載されているかで、使用後の手間が大きく変わります。 豆の鮮度とマシンの相性 ビーントゥカップ型(豆挽き一体型)の場合、焙煎したての豆を使用するとクレマが美しく仕上がります。 NOVOLD COFFEE ROASTERSでは、Loring S35 Kestrelで浅煎りした豆は華やかな酸味が活き、Probat...
美しき一杯を、日常に。カリタとハリオが生み出す、上質な家庭用コーヒーメーカー特集
朝の静けさを切り取るように、香り立つ一杯。 家庭用でありながら、その所作がまるで“淹れる儀式”のように感じられる──。 そんな体験をもたらすのが、Kalita(カリタ)とHARIO(ハリオ)のコーヒーメーカーです。 この二つの日本ブランドは、プロの現場で信頼され続けてきた存在。 派手な機能よりも「豆の個性をどう美しく表現するか」という哲学で選ばれています。 本記事では、嗜好品としてコーヒーを愛でたい方へ、デザイン・構造・味わいすべてにこだわった現行モデルをご紹介します。 HARIO|手淹れの美学を、正確に再現する ハンドドリップの代名詞「V60」を世界に広めたハリオ。 その哲学は家庭用コーヒーメーカーにも息づいています。 手淹れの味を、正確に再現する──。 その挑戦が形になったのが、次のモデルです。 HARIO V60 珈琲王2(EVCM2-5TB) ハリオが誇るドリップ理論に忠実な、V60ドリッパー専用設計の自動抽出機。 抽出温度・蒸らし時間・注湯スピードを精密にコントロールし、まるで職人が注いだような味を再現します。 V60円すいフィルターをそのまま使えるため、手淹れと同じレシピで淹れられるのも魅力。 静かでコンパクトなデザインは、どんな空間にも溶け込みます。 一杯ずつのコーヒーが、心を整える時間に変わる。 “香りを愉しむための自動機”という新しい選択です。 Kalita|安定と職人性を併せ持つドリップの名門 三つ穴構造の台形ドリッパーで知られるカリタ。 その安定した抽出理論は、家庭用モデルにも受け継がれています。 プロが愛する「再現性」を、日常の一杯に。 Kalita ET-102 カリタ伝統の“三つ穴ドリッパー”と台形フィルターを採用した、定番ドリップコーヒーメーカー。お湯の温度と流れを均一に保ち、雑味を抑えながら豆本来のコクと香りを丁寧に抽出します。ブラックを基調としたクラシカルなデザインは、どんな空間にも馴染む落ち着いた佇まい。2〜5杯まで安定して淹れられ、朝の家族時間にも、ひとりのリラックスタイムにも最適です。 どんな豆でも“安定して美味しい”。カリタが守り続ける誠実な味わいを、毎日の暮らしに。 Kalita ×...
【初心者向け】ドリップ式コーヒーメーカーの選び方|ハリオ&カリタで味わう“手淹れの美学”
朝の一杯を変えるなら、ドリップ式コーヒーメーカーから 一日の始まりを整える“香りの時間”。 自宅でも喫茶店のようなコーヒーを楽しみたい──そんな方にこそおすすめなのが、ドリップ式コーヒーメーカーです。 ペーパーフィルターを通してゆっくりと抽出するドリップ式は、 豆の香りと甘み、酸味、苦味をバランスよく引き出すことができる方式。 コーヒー本来の個性を“静かに愛でる”ための一台といえるでしょう。 ドリップ式コーヒーメーカーとは?|美味しさの理由 ドリップ式は、ペーパーフィルターに入れたコーヒー粉へお湯を注ぎ、 重力によって抽出するシンプルな仕組み。 蒸らし・抽出・落としの各プロセスを丁寧に行うことで、 澄んだ味わいと、深いコクの両立が可能になります。 全自動やカプセル式と違い、味の調整がしやすく、 「手淹れの美学」をそのまま家庭で再現できるのが最大の魅力です。 ドリップ式コーヒーメーカーの選び方|7つのチェックポイント 初心者でも失敗しないために、購入前に必ず確認したい7つのポイントを紹介します。 この基本を押さえるだけで、コーヒーの味は見違えるほど変わります。 ① 抽出温度と蒸らし機能の有無 美味しいコーヒーの鍵は、湯温(約90〜95℃)と蒸らし時間。 この2つを自動で制御できるモデルを選ぶと、ハンドドリップに近い香りとコクが得られます。 特に HARIO「V60 珈琲王2」 は、プロの抽出理論に基づいた温度管理で人気です。 ② 湯の流れとドリッパー構造 湯の流れが一定でなければ、味にムラが出ます。 Kalita(カリタ) の三つ穴構造は、どんな注湯でも均一に抽出できる設計。 初心者でも安定した味を出しやすいのが特徴です。...