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コーヒーギフトのおしゃれなプレゼント6選|専門店バリスタ厳選のセンスが光る逸品
贈り物に選ぶなら、味わいはもちろん、手に取った瞬間の印象も大切。 日常の中で上質な時間をもたらす「おしゃれなコーヒーギフト」は、 感性のある大人の贈り物として、多くの方に喜ばれています。 徳島発のスペシャルティコーヒーブランド NOVOLD COFFEE ROASTERS は、 創業93年を誇る老舗「徳島ブラジルコーヒ」が手がけるブランド。 半世紀を超えて受け継がれてきた焙煎技術と、洗練されたパッケージデザインが融合し、 “センスのいい贈り物”として選ばれています。 ここでは、NOVOLDの代表的な6つの銘柄を、ギフトとしての魅力とともにご紹介します。 1. ブラジル 山口農園 やさしい甘さと、穏やかなコクが心地よい一杯。 ブラジル・セラード地域で栽培されたブルボン種を使用。 キャラメルやナッツのような柔らかな甘みと、 深煎りでも角のないまろやかな口あたりが特徴です。 創業当初から変わらぬ“徳島ブラジルコーヒーの味”を継ぐ定番豆で、 世代を問わず喜ばれる落ち着いた味わい。 2. ブラジル フルッタ アナエロビック ナチュラル 果実感と香ばしさのバランスが絶妙な、印象に残る香り。 “アナエロビック(嫌気性発酵)”という特別な製法により、 赤い果実を思わせる甘酸っぱさと、ナチュラル特有の深いコクを両立。 一口ごとに表情が変わる複雑な香りが、...
当店おすすめコーヒー豆ギフト|飲みやすく上質な3選
嗜好品として贈る、やさしい深みの時間。 コーヒーは、ウイスキーや時計のように“愛でる”嗜好品。 贈り物としての魅力は、味わいの奥にある香りや質感、 そして一杯に込められた物語にあります。 ここでは、酸味を抑えたまろやかな味わいで、どなたにも喜ばれる NOVOLD COFFEE ROASTERS の定番3銘柄をご紹介します。 どれも日常の中に静かな贅沢をもたらす、上質なギフトです。 コーヒーギフトが「嗜好品」として喜ばれる理由 上質なコーヒーは、ただ喉を潤すだけの飲み物ではありません。 それは“時間を贈るもの”。 忙しい日々の中で、深く香る一杯をゆっくりと味わう時間。 そのわずかな余白こそ、贈り物の本当の価値です。 NOVOLDのコーヒーは、1971年製のドイツ製ヴィンテージ焙煎機と 最新鋭のアメリカ製Loring焙煎機という、二つの名機で焼き分けています。 職人の手と最先端の技術が織りなす焙煎は、 「深み」と「透明感」という相反する美しさを両立させました。 パッケージを開けた瞬間に漂う香り、 手に取った時のマットな質感――そのすべてが、 “嗜好品としてのコーヒー”という特別な体験を演出します。 飲みやすく上質な3つのギフト ブラジル 山口農園 キャラメルとナッツがふわりと香る、柔らかく優しい一杯。 ブルボン種特有の甘みが穏やかに広がり、後味はミルクチョコのようにまろやかです。 ヴィンテージ焙煎機「Probat UG22n」による熱の入り方が豆の芯まで均一で、 苦味・酸味・甘味のバランスが絶妙。...
美しき一杯を、日常に。カリタとハリオが生み出す、上質な家庭用コーヒーメーカー特集
朝の静けさを切り取るように、香り立つ一杯。 家庭用でありながら、その所作がまるで“淹れる儀式”のように感じられる──。 そんな体験をもたらすのが、Kalita(カリタ)とHARIO(ハリオ)のコーヒーメーカーです。 この二つの日本ブランドは、プロの現場で信頼され続けてきた存在。 派手な機能よりも「豆の個性をどう美しく表現するか」という哲学で選ばれています。 本記事では、嗜好品としてコーヒーを愛でたい方へ、デザイン・構造・味わいすべてにこだわった現行モデルをご紹介します。 HARIO|手淹れの美学を、正確に再現する ハンドドリップの代名詞「V60」を世界に広めたハリオ。 その哲学は家庭用コーヒーメーカーにも息づいています。 手淹れの味を、正確に再現する──。 その挑戦が形になったのが、次のモデルです。 HARIO V60 珈琲王2(EVCM2-5TB) ハリオが誇るドリップ理論に忠実な、V60ドリッパー専用設計の自動抽出機。 抽出温度・蒸らし時間・注湯スピードを精密にコントロールし、まるで職人が注いだような味を再現します。 V60円すいフィルターをそのまま使えるため、手淹れと同じレシピで淹れられるのも魅力。 静かでコンパクトなデザインは、どんな空間にも溶け込みます。 一杯ずつのコーヒーが、心を整える時間に変わる。 “香りを愉しむための自動機”という新しい選択です。 Kalita|安定と職人性を併せ持つドリップの名門 三つ穴構造の台形ドリッパーで知られるカリタ。 その安定した抽出理論は、家庭用モデルにも受け継がれています。 プロが愛する「再現性」を、日常の一杯に。 Kalita ET-102 カリタ伝統の“三つ穴ドリッパー”と台形フィルターを採用した、定番ドリップコーヒーメーカー。お湯の温度と流れを均一に保ち、雑味を抑えながら豆本来のコクと香りを丁寧に抽出します。ブラックを基調としたクラシカルなデザインは、どんな空間にも馴染む落ち着いた佇まい。2〜5杯まで安定して淹れられ、朝の家族時間にも、ひとりのリラックスタイムにも最適です。 どんな豆でも“安定して美味しい”。カリタが守り続ける誠実な味わいを、毎日の暮らしに。 Kalita ×...
【初心者向け】ドリップ式コーヒーメーカーの選び方|ハリオ&カリタで味わう“手淹れの美学”
朝の一杯を変えるなら、ドリップ式コーヒーメーカーから 一日の始まりを整える“香りの時間”。 自宅でも喫茶店のようなコーヒーを楽しみたい──そんな方にこそおすすめなのが、ドリップ式コーヒーメーカーです。 ペーパーフィルターを通してゆっくりと抽出するドリップ式は、 豆の香りと甘み、酸味、苦味をバランスよく引き出すことができる方式。 コーヒー本来の個性を“静かに愛でる”ための一台といえるでしょう。 ドリップ式コーヒーメーカーとは?|美味しさの理由 ドリップ式は、ペーパーフィルターに入れたコーヒー粉へお湯を注ぎ、 重力によって抽出するシンプルな仕組み。 蒸らし・抽出・落としの各プロセスを丁寧に行うことで、 澄んだ味わいと、深いコクの両立が可能になります。 全自動やカプセル式と違い、味の調整がしやすく、 「手淹れの美学」をそのまま家庭で再現できるのが最大の魅力です。 ドリップ式コーヒーメーカーの選び方|7つのチェックポイント 初心者でも失敗しないために、購入前に必ず確認したい7つのポイントを紹介します。 この基本を押さえるだけで、コーヒーの味は見違えるほど変わります。 ① 抽出温度と蒸らし機能の有無 美味しいコーヒーの鍵は、湯温(約90〜95℃)と蒸らし時間。 この2つを自動で制御できるモデルを選ぶと、ハンドドリップに近い香りとコクが得られます。 特に HARIO「V60 珈琲王2」 は、プロの抽出理論に基づいた温度管理で人気です。 ② 湯の流れとドリッパー構造 湯の流れが一定でなければ、味にムラが出ます。 Kalita(カリタ) の三つ穴構造は、どんな注湯でも均一に抽出できる設計。 初心者でも安定した味を出しやすいのが特徴です。...
コーヒー豆の歴史はエチオピアから始まった|味わうべき起源とその奥深さ
世界中で親しまれているコーヒー。その起源がエチオピアにあることをご存じでしょうか。 豊かな酸味と華やかな香りで知られるエチオピアの豆は、ただ味わいが優れているだけでなく、コーヒーの「ルーツ」としても特別な存在です。 本記事では、エチオピアに伝わる起源伝説から、世界への広がり、現代における文化的価値まで、コーヒーの歴史と深いつながりをご紹介します。 エチオピアとコーヒーの起源 カルディ伝説と自生地カファ地方 最も有名な起源伝説に「カルディの物語」があります。 エチオピアのヤギ飼い少年カルディが、赤い実を食べて興奮するヤギを見つけたことが、コーヒー発見のきっかけになったとされています。 この話の舞台とされるカファ地方には、今でも野生のコーヒーノキが自生しており、エチオピアは“コーヒー発祥の地”とされています。 「coffee」の語源とエチオピア コーヒーという言葉の語源には諸説ありますが、アラビア語「qahwa(カフワ)」と並び、カファ地方(Kaffa)が語源という説も有力視されています。 語源・栽培・文化のいずれをとっても、エチオピアは“起点”といえるでしょう。 世界に広がったコーヒーの歴史 アラビア半島からイスラム圏へ エチオピアで飲まれていたコーヒーは、紅海を渡ってイエメンなどアラビア半島に伝わります。 イスラム教徒の間では、眠気覚ましとして重宝され、礼拝前の飲み物として広く普及しました。 ヨーロッパとカフェ文化の誕生 17世紀にはコーヒーがヨーロッパに伝わり、カフェ文化が生まれます。 知識人や商人が集う場として定着し、単なる嗜好品を超えて、コミュニケーションの中心的存在になっていきました。 世界中へ拡大し、再び注目されるエチオピア産 その後、コーヒーはアジアや中南米にも広まり、多様な産地が誕生します。 しかし近年では、エチオピアの豆がスペシャルティ市場で再評価されるようになりました。 イルガチェフェやゲイシャなど、個性豊かな豆が世界中で高く評価されています。 エチオピアのコーヒー文化|カリオモンとは? エチオピアでは、コーヒーは家庭や地域の絆を深める“文化”として大切にされています。 「カリオモン」と呼ばれるセレモニーでは、コーヒー豆を煎り、香りを楽しみ、3回に分けて淹れます。 この習慣は、人と人をつなぐ大切な時間であり、エチオピアの暮らしに根付いた精神文化の一つです。 ユネスコの無形文化遺産として登録される動きも進んでいます。 産地ごとの特徴と精製方法 エチオピアの代表的なコーヒー産地 イルガチェフェ:紅茶のような華やかさとクリーンな酸味...
グァテマラ産コーヒー豆の魅力|8つのテロワールが生む至高の味わい
“芳醇な酸味”と“エレガントな甘み”。 この二律背反をひと粒に宿すコーヒー豆は、世界中を見渡してもそう多くはありません。 グァテマラはその稀有な存在のひとつ。中米に位置するこの小国には、火山灰が降り積もる肥沃な大地と、標高2,000mに届く天空の農園が点在しています。 昼夜の寒暖差が果実の甘さを濃縮し、霧と風が繊細な酸味を育ててゆく。まるでワインのグラン・クリュのように、地域ごとに際立つ“個性”が、ひときわ上質なコーヒー体験を可能にしてくれるのです。 標高1,350m以上が生む「SHB」という称号 グァテマラ豆のラベルに刻まれる「SHB(Strictly Hard Bean)」という文字。 これは、標高1,350m以上で栽培されたコーヒー豆にのみ許される、いわば“品質の証明書”です。 高地で育つ豆はゆっくりと成熟し、密度が高くなります。 結果、焙煎においても深みと複雑さが生まれ、味に立体感と持続力が備わるのです。 この“頂の結晶”ともいえるSHBは、グァテマラ豆の魅力を語る上で欠かせない要素と言えるでしょう。 8つの生産地、それぞれに宿る唯一無二の表情 グァテマラは全国的にコーヒー栽培が盛んですが、とくに「ANACAFÉ(グァテマラコーヒー協会)」が定めた8つの指定生産地が有名です。 それぞれが異なる気候・地形を持ち、味わいの傾向もまったく異なります。 アンティグア|火山に囲まれた盆地が生む、重厚な甘み 歴史ある古都に広がる名門農園の宝庫。 チョコレートやキャラメルのようなコクがあり、華やかな酸味が余韻を引き締めます。 “上品さと力強さの同居”が、この地の魅力です。 ウェウェテナンゴ|高地が育てる、繊細で透明感のある味わい グァテマラ北西部の秘境。標高2,000m超の農園も存在し、Cup of Excellenceの常連です。 ライムやハチミツ、ベリーなどの甘やかな酸と滑らかな口当たりが特徴。 アティトラン|湖畔の風が織りなす、花の香とクリーンな酸 アティトラン湖の蒸気と山風が交差する、マイクロクライメイト(局所気候)の聖地。 ジャスミンやオレンジの花を思わせる芳香と、透明感のある味わいが際立ちます。 そのほか、以下の地域も個性派揃いです。 コバン:雨の多い地域で、スパイシーな香りと柔らかな酸味が共存 フライハーネス:火山性の土壌とドライな気候による、バランスの取れた風味...