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NOVOLD COFFEE ROASTERSが
コーヒーライフを楽しむ情報を発信します。
コラム
香りを“飲む”という贅沢を、日常に。高級コーヒー豆で愉しむ至極のドリンクレシピ
コーヒーはただの飲み物ではありません。 それは、ワインや腕時計、車のように「時間を愛でる嗜好品」です。 豆を挽き、お湯を注ぎ、香りが立ちのぼる瞬間に心が静まり、 味わいの奥行きに、世界が少しだけ豊かになる。 本記事では、NOVOLD COFFEE ROASTERSが誇る高級コーヒー豆を使った、 “香りと余韻”を愉しむドリンクレシピを3つご紹介します。 どれもご家庭で再現可能ながら、仕上がりはプロフェッショナルクラス。 その日の気分や時間帯に合わせて、“愛でるように”お愉しみください。 【レシピ①】静寂を味わう「クラシック・ドリップ」 ──豆本来の個性を最大限に引き出す王道の一杯 使用豆:ブラジル 山口農園(中深煎り) キャラメルやナッツ、チョコレートのような甘やかな香りが特徴。 プロバットUG22nによる鋳鉄焙煎が、深みと丸みを与えます。 材料(1杯分) コーヒー豆:15g(中細挽き) お湯:230ml(93℃) ドリッパー(円錐型・ペーパー使用) 作り方 蒸らし(30秒) 少量のお湯を静かに注ぎ、豆全体を湿らせます。香りが立ち上る瞬間を感じながら。 抽出(2〜2分半) お湯を3〜4回に分け、中心から外へ。湯のリズムが自分の呼吸と重なるように。 仕上げ 最後の一滴を待たず、そっとドリッパーを外す。香りの層が最も美しい瞬間です。 味わいの特徴 時間とともに、ナッツの香ばしさからチョコの甘みへと変化。 香りの余韻が長く、心を整える“静寂のドリップ”。 【レシピ②】余韻のラテ「ミルキー・シンフォニー」...
コーヒー豆の価格と相場を知る──値段ではなく、“体験”で選ぶ一杯を
コーヒー豆の値段は、単に「高い=美味しい」ではありません。 同じ「ブラジル産」でも、農園・精製方法・焙煎技術が違えば、まるで別の飲み物になる。 それは、ワインのテロワールのように――。 価格の裏にある「背景」を知ることこそが、嗜好品としてのコーヒーを愉しむ第一歩です。 コーヒー豆の相場価格(一般的な目安) 区分 100gあたりの価格帯 特徴 量販・一般グレード 約300〜600円 ブレンド主体。味の安定を重視した大量流通品。 スペシャルティコーヒー 約700〜1,500円 農園や品種が明確。香り・甘味・酸味が豊か。 マイクロロット・シングルオリジン 約1,500〜3,000円 特定農園・特定区画で生産。個性と希少性が高い。 コンペティションロット/ゲイシャ種など 約3,000円〜1万円超 世界大会入賞豆。芸術品のような特別な一杯。 価格は焙煎度や購入量、流通形態によって前後します。 しかしこの区分を知っておくと、自分の求める“体験”に見合う価格帯が見えてきます。 コーヒー豆の価格を決める3つの要素 ① 生産地と品種 豆の値段は、まず「どこで、どんな木から」採れたかで変わります。 標高が高く、昼夜の寒暖差が大きい土地で育った豆は、ゆっくり熟し、糖度が高く香りも豊か。 一方で、そうした環境では生産量が限られ、収穫も手摘みが中心。...
コーヒー豆の選び方|“愛でる一杯”を見つけるための5つのポイント【NOVOLD COFFEE】
ただ美味しいだけのコーヒーでは、物足りない。 香りの奥に潜む情熱や、焙煎士の哲学までも味わえる一杯こそが、真に“嗜む”に値するコーヒーです。 腕時計を選ぶように、素材・機構・歴史に心を動かされる人へ。 本記事では、徳島発のロースタリー NOVOLD COFFEE ROASTERS が考える「コーヒー豆の選び方」を5つのポイントでご紹介します。 焙煎所直送の鮮度と、93年の歴史が培った技術から生まれる“愛でる一杯”の世界を、どうぞお愉しみください。 1. コーヒー豆選びは“自分の時間”を選ぶこと ワインを開ける瞬間、時計を巻く仕草——それと同じように、コーヒーも「時間を愉しむ嗜好品」です。 一日の始まりに香りで心を整えるのか、夜の静寂に深い余韻を求めるのか。 “どんな時間を過ごしたいか”が、豆選びの第一歩になります。 朝の光に似合うのは、キャラメルやナッツの香りがふんわり広がる ブラジル 山口農園。 ミナスジェライスの豊かな土壌で育まれたブルボン種は、甘みが際立ち、穏やかでやさしい味わいが特徴です。 一方、夜におすすめしたいのは、果実と花の香りが調和する エチオピア アリーチャ ナチュラル。 ベリーやジャスミンを思わせる華やかさが、静かな時間を優しく包み込みます。 コーヒー豆を選ぶという行為は、「今日という一日をどう過ごしたいか」を選ぶこと。 その想いを込めた選択が、一杯の美しさを決めます。 2. 産地・品種・精製方法で“個性”を知る 同じ「コーヒー豆」でも、育つ土地が変われば香りも味も変わります。...
コーヒー豆のカッピング方法とは?|香りと味を見極める、静寂の儀式
コーヒーの世界には、“カッピング”と呼ばれる儀式があります。 焙煎士やバリスタが、豆の香りと味を純粋に見つめるために行う、いわば「味覚の審美」。 カップに広がる香気を嗅ぎ、温度の変化とともに表情を変える液体を味わい、 その一杯の中に潜む“個性”を探る。 それがカッピングです。 カッピングとは カッピングとは、コーヒー豆の香りや味を客観的に評価するための基本技法。 焙煎度や産地、精製方法による違いを、均一な条件で比べることで、 豆が持つ「素の美しさ」を見極めます。 スペシャルティコーヒーの世界では、 このカッピングが「品質の共通言語」として用いられています。 そこでは点数や数値以上に、香りの透明感や余韻の深さが語られます。 カッピングで見えてくるもの 豆の個性を知る カッピングを行うことで、豆の“声”が聞こえるようになります。 甘みが主張するもの、果実の酸が凛と立ち上がるもの、 あるいは静かに深みを湛えた苦味の輪郭を描くもの。 同じ焙煎でも、豆によって香りの立ち方はまるで違います。 その差を感じ取ることこそ、カッピングの本質です。 焙煎・抽出の方向性を見極める 焙煎士にとって、カッピングは設計図のようなもの。 火加減、時間、排気のバランスを整えるために、 一杯一杯の味わいを記録し、次の焙煎に生かします。 カッピングに必要なもの 焙煎したてのコーヒー豆(複数種類を比べるのが理想) グラインダー カッピングカップ(または同容量の耐熱カップ)...
【初心者必見】これだけで極上の一杯を。ドリップコーヒー入門セット2選|HARIO×Kalita
美しい時計やワインを嗜むように、コーヒーもまた「愛でる」ものではないでしょうか。 豆の個性を最大限に引き出し、香りの余韻を愉しむなら、ハンドドリップこそ最も繊細で豊かな方法です。 とはいえ、「何を揃えれば理想の一杯に辿り着けるのかわからない」という方も多いはず。 本記事では、初心者でも確実に美味しく淹れられる、HARIOとKalitaの厳選ドリップセットをご紹介します。確かな品質の器具を手にすれば、スペシャリティコーヒーの世界が一段と深まることでしょう。 ハンドドリップの美学と器具選び コーヒーを「嗜好品」として愉しむなら、道具選びもまた美学と言えます。初心者がまず押さえたいのは、次の2点です。 ① 抽出の精度を左右するドリッパー選び ドリップの味わいを決定づけるのが「ドリッパー」。主に円すい型(ハリオV60)とウェーブ・台形型(カリタ)の2つの潮流があります。 形状 特徴 円すい型(HARIO) 豆の個性をダイレクトに表現。クリアで繊細な味わい。 ウェーブ・台形型(Kalita) お湯の流れが一定で、安定した抽出が可能。均一でバランスの取れた味。 香味の立ち上がりや変化を重視するならハリオ、安定した深みとコクを求めるならカリタを選ぶのがおすすめです。 ② 美しく、扱いやすいセットを選ぶ 初心者の方には、必要な器具がすべて揃う「スタートセット」が最良の選択肢ではないでしょうか。 ドリッパー・サーバー・ペーパー・計量スプーンがひと揃いしていれば、届いたその日から本格的な抽出を楽しめます。 初心者向けおすすめハンドドリップセット2選 ① 【HARIO】V60ドリップセット 📌シングルオリジンの香りを最大限に引き出す、世界基準のドリッパー。 特徴 大きな一つ穴の円すい型ドリッパーにより、豆の中心から均一に抽出できるのが特徴です。注ぐスピードで味を変えられるため、味の透明感と香りの立ち上がりが際立ちます。 世界75か国以上で採用されており、プロのバリスタも愛用する「ドリップの代名詞」とも呼べる存在でしょう。 セット内容 V60ドリッパー(軽量で扱いやすいプラスチック製など)...
最高の豆には最高の挽き方を。味を決めるグラインダーの選び方
コーヒーは、ただの飲み物ではなく、一杯の中に香りや味わい、そして時間を愛でる楽しさが詰まっています。どれほど上質なスペシャリティコーヒーでも、挽き方によってその魅力は大きく変わります。豆の個性を最大限に引き出すためには、適切な挽き目を選び、それに合ったグラインダーを使うことが大切でしょう。 粗挽き、中挽き、細挽きといった違いが、抽出した際の味わいにどのような影響を与えるのでしょうか。また、電動と手動のグラインダーではどちらが適しているのでしょうか。本記事では、コーヒーの味を決める「挽き方」と「グラインダーの選び方」について、丁寧に解説します。 コーヒー豆の挽き方の種類と特徴 コーヒーの味わいを決める大きな要素の一つが「挽き方」です。豆の粒度によって抽出時間や風味のバランスが変わり、同じ豆でもまったく異なる味わいを楽しめます。 粗挽き|すっきりとしたクリアな味わい 粗挽きは、岩塩ほどの大きさで、フレンチプレスやコールドブリュー(水出しコーヒー)に適しています。お湯に触れる表面積が小さいため、成分の抽出が穏やかになり、すっきりとした口当たりに仕上がるでしょう。雑味が少なく、豆本来の爽やかな酸味や甘みを楽しめるのが特徴です。 中挽き|バランスの取れた王道の挽き方 中挽きは、グラニュー糖ほどの粒の大きさで、ハンドドリップやコーヒーメーカーに最適です。苦味、酸味、甘みのバランスが取れ、多くの人が好む抽出方法として親しまれています。お湯の流れをコントロールしやすく、豆本来の風味をクリアに引き出せる点が魅力ではないでしょうか。 細挽き|濃厚なコクを楽しむ 細挽きは、上白糖程度の細かさで、エスプレッソやモカポットに適しています。粒が細かいため、お湯の通過に時間がかかり、しっかりとしたコクと濃厚な風味が生まれます。特にエスプレッソでは、細かい粉を高圧で抽出することで、クレマと呼ばれるきめ細かい泡が形成され、なめらかな口当たりを楽しめます。 極細挽き|深いコクととろみを堪能 さらに細かい極細挽きは、パウダー状で、ターキッシュコーヒー(イブリック)などに使用されます。非常に細かいため、とろみのある質感と強いコクが生まれます。ターキッシュコーヒーのように、粉ごとカップに注ぐスタイルでは、よりダイレクトに豆の個性を味わえるでしょう。 挽き方と抽出方法の関係 コーヒーを美味しく淹れるためには、挽き方と抽出方法の相性を理解することが大切です。適切な挽き目を選ばないと、味が薄くなったり、雑味が出たりする原因になります。 挽き目が粗い場合、お湯がスムーズに通り抜けるため、抽出時間が短くなり、さっぱりとした味わいになります。雑味が出にくく、すっきりとした後味を楽しめるのが特徴です。ただし、抽出時間が短すぎると十分なコクが出ず、物足りなく感じることもあるでしょう。 反対に、挽き目が細かい場合は、お湯がゆっくりと通過するため、抽出時間が長くなり、しっかりとしたコクと濃厚な味わいが生まれます。エスプレッソのような濃いコーヒーを淹れる際には、この細挽きが適しているでしょう。ただし、抽出しすぎると苦味や渋みが強くなり、飲みにくくなることもあるため、適切なバランスを見極めることが重要です。 グラインダーの種類と選び方 コーヒーの挽き方を左右する重要な要素の一つがグラインダーです。手動と電動、それぞれに特徴があり、用途やライフスタイルに合わせて選ぶことが求められます。 手動グラインダーは、コーヒーを挽く時間そのものを楽しみたい方に適しています。電源を必要とせず、静かに豆を挽けるため、朝のひとときやアウトドアにもぴったりでしょう。セラミック製の臼を使用したモデルは、摩擦熱の影響を受けにくく、豆本来の香りをしっかりと保つことができます。 一方、電動グラインダーは、短時間で均一に豆を挽けるため、忙しい朝や大量の豆を挽く際に便利です。プロペラ式と臼式があり、特に臼式は粒度のばらつきを抑えられるため、ハンドドリップやエスプレッソなど繊細な味の違いを楽しみたい方に適しています。 おすすめのグラインダー ここでは、初心者からこだわり派まで満足できる、おすすめのグラインダーを紹介します。選び方のポイントを押さえながら、自分に合った一台を見つけてみてください。 手動グラインダーのおすすめモデル カリタ コーヒーミル KH-3...