コーヒー豆の選び方|“愛でる一杯”を見つけるための5つのポイント【NOVOLD COFFEE】

コーヒー豆の選び方|“愛でる一杯”を見つけるための5つのポイント【NOVOLD COFFEE】

ただ美味しいだけのコーヒーでは、物足りない。
香りの奥に潜む情熱や、焙煎士の哲学までも味わえる一杯こそが、真に“嗜む”に値するコーヒーです。

腕時計を選ぶように、素材・機構・歴史に心を動かされる人へ。
本記事では、徳島発のロースタリー NOVOLD COFFEE ROASTERS が考える「コーヒー豆の選び方」を5つのポイントでご紹介します。
焙煎所直送の鮮度と、93年の歴史が培った技術から生まれる“愛でる一杯”の世界を、どうぞお愉しみください。

 

1. コーヒー豆選びは“自分の時間”を選ぶこと

ワインを開ける瞬間、時計を巻く仕草——それと同じように、コーヒーも「時間を愉しむ嗜好品」です。
一日の始まりに香りで心を整えるのか、夜の静寂に深い余韻を求めるのか。
“どんな時間を過ごしたいか”が、豆選びの第一歩になります。

朝の光に似合うのは、キャラメルやナッツの香りがふんわり広がる ブラジル 山口農園
ミナスジェライスの豊かな土壌で育まれたブルボン種は、甘みが際立ち、穏やかでやさしい味わいが特徴です。

一方、夜におすすめしたいのは、果実と花の香りが調和する エチオピア アリーチャ ナチュラル
ベリーやジャスミンを思わせる華やかさが、静かな時間を優しく包み込みます。

コーヒー豆を選ぶという行為は、「今日という一日をどう過ごしたいか」を選ぶこと。
その想いを込めた選択が、一杯の美しさを決めます。

 

2. 産地・品種・精製方法で“個性”を知る

同じ「コーヒー豆」でも、育つ土地が変われば香りも味も変わります。
産地の気候、標高、品種、精製方法——それぞれが、一本のワインのように独自の個性を生み出すのです。

要素

味の傾向

産地

ブラジル=ナッツやチョコのような安定感/エチオピア=花や果実の香りが華やか

品種

ブルボン=甘みと丸み/カトゥアイ=酸味と苦味のバランスに優れる

精製方法

ナチュラル=甘く芳醇/ウォッシュド=クリーンで繊細

NOVOLDでは、世界5カ国のシングルオリジンを厳選。
「ブラジル フルッタ アナエロビック ナチュラル」は、発酵を制御する独自の嫌気性プロセスによって、赤ワインを思わせる複雑な余韻を実現。
「グアテマラ エルインヘルト農園」は、スペシャルティコーヒーの頂点と評される農園で、蜂蜜のような甘みと透明感ある酸が調和します。

その一粒一粒が、農園主の情熱と土地の記憶を宿した“芸術作品”です。
豆を選ぶとは、世界中の風土と生産者の思想を味わうことでもあります。

 

3. 焙煎度合いは“香りと深み”の設計図

浅煎りは明るくフルーティ、深煎りはビターチョコのように濃密。
焙煎度合いは、香りと余韻をデザインする設計図のようなものです。

NOVOLD COFFEE ROASTERSでは、ふたつの焙煎機を使い分けています。
ひとつは、1971年製のドイツ製ヴィンテージ機 Probat UG22n
厚みのある鋳鉄ドラムが生み出す遠赤外線熱で、豆の芯までじっくり火を通し、重厚でまろやかなコクを引き出します。

もうひとつは、アメリカ Loring Smart Roast社の最新鋭機 Loring S35 Kestrel
四国で唯一導入されているこの機体は、焙煎と排煙を同時に制御する特許技術を搭載し、雑味を徹底的に排除。
豆本来の透明感ある甘みと酸を際立たせます。

この“伝統と革新の二刀流”こそがNOVOLDの真髄。
深煎りの「ブラジル 山口農園」はProbatで重厚に、
浅煎りの「コスタリカ グラナディージャ農園」はLoringでクリーンに。
焙煎という火の芸術が、豆の個性を引き立てます。

 

4. 鮮度と香りを守る“焙煎所直送”という贅沢

香りこそ、コーヒーの命。
焙煎後のわずかな時間で香気成分は変化し、日を追うごとに表情を変えていきます。

NOVOLDでは、焙煎士が毎日豆の状態を見極め、気温や湿度に合わせて火入れを調整。
焙煎したての豆をそのまま工房から発送する“焙煎所直送”スタイルを採用しています。

袋を開けた瞬間、立ちのぼる甘く芳醇な香り。
お湯を注いだとき、ふくらむ泡とともに感じる生命感。
それは、まるでロースタリーの空気をそのまま自宅に閉じ込めたような体験です。

焙煎から届くまでの時間が短いほど、コーヒーは生き生きと香りを放ちます。
“新鮮な豆”とは、技術と情熱の証なのです。

 

5. 「好み」を知るために、少量で“旅するように”選ぶ

コーヒーは、旅のように世界を巡る飲み物。
自分に合う一杯を見つけるには、少量ずつ飲み比べるのが一番です。

NOVOLDのシングルオリジンは、国ごとに明確なキャラクターを持ちます。

  • 🇧🇷 ブラジル フルッタ アナエロビック
     熟した果実とワインを思わせる芳醇な甘み。

  • 🇨🇷 コスタリカ グラナディージャ農園
     ハニー由来の優しい甘みとシトラスの酸味。

  • 🇪🇹 エチオピア アリーチャ ナチュラル
     ベリーと花の香りが余韻まで続く華やかさ。

  • 🇬🇹 グアテマラ エルインヘルト農園
     上品なボディとキャラメルのような丸み。

  • 🇮🇩 マンデリン エスペシャル
     大地を思わせるアーシーな香りとスパイスの深み。

それぞれを少量ずつ試すことで、自分の感性に響く“理想の一杯”が見えてきます。
味覚の旅の終着点にあるのは、「自分だけの嗜み方」です。

 

まとめ|“愛でる一杯”にふさわしい豆を

コーヒー豆を選ぶという行為は、単なる買い物ではありません。
どんな香りに包まれたいか、どんな時間を過ごしたいか。
その人の感性と生き方が映し出される、静かな儀式です。

NOVOLD COFFEE ROASTERSは、
93年の歴史を誇る徳島ブラジルコーヒが手掛ける、新たな挑戦。
1971年製のヴィンテージ焙煎機と、最新鋭Loring S35による“温故知新”の焙煎哲学が、
浅煎りから深煎りまで、すべての味わいを極めます。

「ただ美味しい」ではなく、「愛でるように愉しむ」。
そのための一杯を、あなたの時間に寄り添うかたちでお届けします。

 

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