一日一種類じゃ、もったいない

毎朝同じ豆でコーヒーを淹れ、昼も同じ、夕方も同じ。いつの間にか、コーヒーが「味わう」ものではなく「摂取する」ものになっていないでしょうか。
お気に入りの銘柄がある。それ自体は素晴らしいこと。でも、二杯目に違う豆を選んでみるだけで、一日のコーヒー体験がまったく変わります。朝の爽やかな酸味から、午後の穏やかな甘みへ。夜のスパイシーな深みへ。「味変」の楽しさは、同じ飲み物とは思えない多様な表情に出会えることにあります。
NOVOLD COFFEE ROASTERS(NCR)には、産地も品種も精製方法も異なる6銘柄のシングルオリジンが揃っています。ブラジル、コスタリカ、エチオピア、グアテマラ、インドネシア——この多様性を活かさない手はありません。一日の中で銘柄を変える「味変ライフ」、始めてみませんか。
朝・昼・夜の3杯ローテーション
一日3杯コーヒーを飲む方なら、こんなローテーションはいかがでしょう。
朝 — コスタリカ グラナディージャ農園(覚醒の一杯)

タラス地方の標高1,850〜1,950mで育ったカトゥアイ種。イエローハニー精製が生む、レモンやオレンジの明るい柑橘系酸味で一日をスタート。ハチミツのような甘味とジャスミンの余韻が、目覚めたばかりの五感をシャープに研ぎ澄ましてくれます。味覚チャートでは甘味3、香り3、酸味2——爽やかさとバランスの良さが朝にぴったり。
昼 — ブラジル山口農園(リラックスの一杯)

ミナスジェライス州セラード地域のブルボン種、ナチュラル精製。アーモンドやヘーゼルナッツの穏やかなナッツ感と、ミルクチョコレートの優しい甘さ。午前中の仕事を終えた頭を、キャラメルやブラウンシュガーの柔らかい甘味がふっと解きほぐしてくれる。甘味4が突出する安心感のある味わい。朝のコスタリカとは対照的な、穏やかな世界が広がります。
夜 — マンデリン エスペシャル(深みの一杯)

スマトラ島北部のティピカ、ラスーナ、ジュンベル等の品種。スマトラ式精製によるアーシー感、クローブやナツメグのスパイシーな風味、ダークチョコレートやブラウンシュガーの甘味。コク5段階中4の重厚なフルボディが、一日の終わりにふさわしい深みを届けてくれます。朝のシャープさ、昼の穏やかさとはまったく異なる、大地のような力強さ。
朝→昼→夜で、酸味系→甘味系→コク系と味のベクトルが変化する。この三段階の味変だけで、コーヒーの時間がまるで別の飲み物を楽しんでいるかのような新鮮さに満ちるのです。
気分で選ぶ味変マトリクス
時間帯だけでなく、「今の気分」で豆を選ぶのも味変の醍醐味。NCR6銘柄を気分別に整理してみましょう。
元気を出したい時 → コスタリカ グラナディージャ農園。明るい柑橘系酸味とトロピカルフルーツの爽快感が、気分を前向きに切り替えてくれます。
落ち着きたい時 → ブラジル山口農園。ナッツとチョコの穏やかな甘みが、ざわついた心を静かに鎮めてくれる一杯。
冒険したい時 → ブラジル フルッタ アナエロビック ナチュラル。嫌気性発酵が生むチェリーやストロベリーの鮮やかな果実感と、ワインのような発酵感。日常から一歩踏み出す体験。
華やかな気分の時 → エチオピア アリーチャ村 ナチュラル。ブルーベリー、ラズベリー、ジャスミン、オレンジブロッサム。フルーティーでフローラルな華やかさが気分を上げてくれます。
知的に過ごしたい時 → グアテマラ エルインヘルト農園。酸味と甘みが調和するバランス型。クリーンで気品のある味わいが、思考に集中したい時間に寄り添う。
どっしり構えたい時 → マンデリン エスペシャル。アーシーでスパイシーな重厚感が、腰を据えて何かに取り組む時の頼れるパートナー。
このマトリクスを冷蔵庫に貼っておけば、毎朝「今日はどの気分?」と自分に問いかけるだけで、その日の一杯が決まります。
同じ淹れ方で豆だけ変える、豆は同じで淹れ方を変える

「味変」には2つのアプローチがあります。どちらも試してみると、コーヒーの楽しみ方がぐんと広がるはずです。
アプローチ1 — 豆のスイッチ
同じ器具、同じレシピ(豆の量、湯温、抽出時間)で、豆だけを変える方法。条件が同じだからこそ、豆ごとの味の違いがクリアに浮かび上がります。「コスタリカとエチオピア、同じ淹れ方なのにこんなに違うのか」という発見は、コーヒーの奥深さを実感させてくれるでしょう。
アプローチ2 — 淹れ方のスイッチ
同じ豆を使い、淹れ方を変える方法。たとえばブラジル山口農園を、朝はハンドドリップで、午後はフレンチプレスで淹れてみる。ハンドドリップのクリーンな味わいと、フレンチプレスのオイル感のある豊かなボディ——同じ豆とは思えない変化に驚くはず。湯温を変えるだけでも味は変わります。高めの温度ならコクが前に出て、低めの温度なら酸味が際立つ。一つの豆でも、淹れ方次第で何通りもの表情を見せてくれるのです。
この二つのアプローチを掛け合わせれば、6銘柄 × 複数の淹れ方で、無限に近いバリエーションが生まれます。毎日同じコーヒーを飲んでいた日々が、一気にカラフルなものに変わるはず。
NCR 6銘柄で味変ライフを始めよう

味変ライフを始めるなら、NCRの6銘柄を常備するのが理想的です。ブラジル山口農園、ブラジル フルッタ アナエロビック、コスタリカ グラナディージャ、エチオピア アリーチャ村、グアテマラ エルインヘルト、マンデリン エスペシャル——この6銘柄が手元にあれば、どんな気分の日でも、どんな時間帯でも、最適な一杯が見つかります。
「でも、6種類も同時に開封して大丈夫?」という疑問には、次のFAQでお答えします。NCRの通販サイトでは、複数銘柄のまとめ買いも可能。味変ライフの第一歩を、ぜひ踏み出してみてください。
よくある質問
Q. 複数の豆を同時に開封して大丈夫ですか?
大丈夫です。ただし、保存方法に気をつけてください。開封した豆は空気に触れるほど酸化が進むため、それぞれ密閉容器に移して保管するのがベスト。2週間以内に飲み切れる量なら常温の冷暗所で、それ以上かかりそうなら冷凍保存をおすすめします。冷凍した豆は解凍せずにそのまま挽けるので、風味の劣化を最小限に抑えられます。
Q. 小分け保存のコツを教えてください
100gの袋を購入したら、1回分(12〜15g)ずつ小さなジッパー付き袋に分けて保存する方法が便利です。毎回大きな袋を開け閉めすると、空気に触れる回数が増えて劣化が早まる。小分けにしておけば、飲む分だけを取り出して残りは密封したまま。特に6銘柄をローテーションする場合、各銘柄を飲む頻度は下がるため、この小分け保存が鮮度維持の鍵になります。
Q. 味変を楽しむには、やはりブラックで飲むべきですか?
銘柄ごとの味の違いを最もクリアに感じられるのは、確かにブラックです。ただ、ミルクやシロップを加えた時の変化も「味変」の一つ。マンデリンにミルクを加えるとカフェオレのような柔らかさが生まれ、エチオピアに少量のハチミツを加えるとフルーティーな甘さが増幅する。「豆の味変」と「飲み方の味変」、両方を楽しんでみてください。