コーヒーの味を決める要素は「豆の品質」だけではありません。「焙煎機」が味に与える影響は、想像以上に大きいものです。
世界中のロースターが注目する最新鋭の完全熱風式焙煎機、Loring Smart Roaster(ローリング スマート ロースター)。「焙煎機のテスラ」とも呼ばれるこのマシンで焼かれたコーヒーは、一体どのような味がするのでしょうか?
今回は、徳島で唯一このLoring S35 Kestrelを導入しているNOVOLD COFFEE ROASTERSが、その「味の秘密」と、伝統的な焙煎機との決定的な違いについて解説します。
Loring Smart Roaster(ローリング)の「味」の最大の特徴

Loringで焙煎したコーヒーの味を一言で表すなら、「驚くほどクリーンで、豆本来の個性が鮮明」です。具体的には、以下の3つの特徴が際立ちます。
1. 圧倒的な「クリーンカップ」
Loringの最大の特徴は、雑味や煙たさが一切ない「透明感(クリーンカップ)」です。従来の焙煎機では避けられなかったスモーキーさ(煙の匂い)が乗らないため、コーヒー液が透き通っているかのように、スルスルと喉を通ります。「コーヒー特有の重さやイガイガ感が苦手」という方でも、驚くほど飲みやすい味わいになります。
2. 果実感が弾ける「フレーバーの鮮明さ」
「豆本来の味」がダイレクトに表現されます。例えば、エチオピア産の豆であれば「花のような香り」や「レモンのような酸味」が、まるで高解像度の写真のように鮮やかに感じられます。焙煎による焦げ味でマスキングされないため、高級豆が持つ繊細なフレーバーを100%楽しむことができます。
3. 冷めても続く「甘みとアシディティ」
良質な酸味(アシディティ)と甘みが損なわれないのも特徴です。熱々の時だけでなく、温度が下がってからも「甘いフルーツジュース」のような味わいが続き、最後の一滴まで美味しく楽しめます。これは、豆の芯まで均一に熱を通すLoringの高い熱効率によるものです。
なぜこれほど「クリアな味」になるのか?
その秘密は、Loring独自の特許技術「Flavor-Lock Roast Process(フレーバーロック・ローストプロセス)」にあります。
酸素を遮断し、煙を循環させない
一般的な焙煎機は、バーナーの熱と一緒に周囲の空気を取り込みます。しかしLoringは、焙煎中に発生する煙や空気を循環させながら高温で焼却し、クリーンな熱風だけを再びドラムに戻します。また、ドラム内を無酸素状態に近い環境に保つことで、豆の酸化を防ぎながら焙煎します。これにより、「香りを閉じ込め(Flavor-Lock)」つつ、「煙の匂いを豆に移さない」という、かつてない焙煎が可能になったのです。
【比較】Probat(伝統)とLoring(革新)の味の違い

当店(NOVOLD COFFEE ROASTERS)では、1960年代のドイツ製ヴィンテージ機「Probat UG22n」と、最新鋭の「Loring S35 Kestrel」の2台を使い分けています。その違いは明確です。
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特徴 |
Probat(プロバット) |
Loring(ローリング) |
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焙煎方式 |
半熱風式(直火の熱も利用) |
完全熱風式 |
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味の印象 |
重厚、コク、まろやかさ |
透明感、キレ、フルーティー |
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例えるなら |
油絵のような奥行きと質感 |
4K映像のような鮮明さと色彩 |
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得意な豆 |
マンデリン、深煎りブレンド |
ゲイシャ、エチオピア、浅煎り |
Probatが「コーヒーらしい苦味とコク」を引き出すのに対し、Loringは「紅茶やジュースのような華やかさ」を引き出します。どちらが良い・悪いではなく、「豆の個性をどう表現したいか」によって使い分けるのが、プロのこだわりです。
Loringの味がおすすめなのはこんな人

もしあなたが以下のようなコーヒーを求めているなら、Loringで焙煎された豆は感動的な体験になるはずです。
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フルーティーで酸味のあるコーヒーが好き
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「ゲイシャ」などの高級豆の香りを最大限に楽しみたい
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コーヒーを飲むと胃が重くなると感じる
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冷めても美味しいコーヒーを探している
まとめ|NOVOLDで体験する「革新の味」

Loring Smart Roasterが生み出す味は、まさに「コーヒーの新しい(NOVO)体験」です。NOVOLD COFFEE ROASTERSでは、このLoring S35 Kestrelを使用し、世界中から厳選したスペシャルティコーヒーのポテンシャルを極限まで引き出しています。雑味がなく、果実味あふれる一杯を、ぜひご自宅で体験してみてください。