スペシャルティコーヒーの豆を手に取り、値札を見て「ちょっと高いな」と思ったことはないでしょうか。200gで1,500〜2,500円。スーパーの棚に並ぶレギュラーコーヒーと比べると、確かに割高に見えます。
しかし、1杯あたりのコストに換算してみると、景色は一変するのです。
「高い」は本当か? — 1杯あたりで考える

コーヒー豆の価格を評価するとき、「袋の値段」だけで判断してしまうのはもったいない。200gの豆から何杯のコーヒーが淹れられるかを計算すると、1杯あたりの実質コストが見えてきます。
ハンドドリップの1杯分は豆約15g。200gの豆からは約13杯分のコーヒーを淹れられます。当店でいちばん手に取りやすい200g 2,420円の豆なら、1杯あたり約186円。この数字を聞いて、「高い」と感じるでしょうか。コンビニのコーヒーが約150円、カフェのブレンドコーヒーが400〜500円。スペシャルティコーヒーの1杯は、コンビニより数十円高いだけで、カフェの半分以下に収まります。
NCR各銘柄の1杯あたりコスト計算

NOVOLD COFFEE ROASTERSの各銘柄について、1杯あたりのコストを具体的に計算してみましょう。1杯分の豆量を15g、200gあたりで約13杯分として試算します。
価格は時期や販売形態によって変わりますが、いまの価格で計算すると、ブラジル 山口農園やノボルドエスペシャル(いずれも200g 2,420円)で1杯あたり約186円。グアテマラ エルインヘルト農園やエチオピア アリーチャ ナチュラル(200g 2,860円)のような希少性の高い銘柄でも、1杯あたり約220円に収まります。
コーヒーインストラクター1級、アドバンスドコーヒーマイスターの資格を持つ三代目焙煎士が、1971年製のヴィンテージProbat UG22nや国内でも希少なLoring S35 Kestrelで焙煎した豆。徳島県内200店以上の飲食店に採用されるなど、プロの現場からも信頼される品質。
その一杯が、カフェの半額以下で毎朝飲めるという点も魅力です。
カフェのスペシャルティコーヒーとの比較

カフェやスペシャルティコーヒーショップで飲む一杯の価格は、一般的に500〜800円。シングルオリジンのハンドドリップであれば700〜1,000円を超えることも珍しくありません。
もちろん、カフェにはカフェの価値があります。プロのバリスタが最適な条件で淹れてくれる安心感、居心地のよい空間、日常を離れる体験。しかし「同等以上の品質のコーヒーを味わう」という目的に限って言えば、自宅で淹れるコストパフォーマンスは圧倒的です。
カフェで飲む1杯700円のエチオピアと、自宅で淹れる1杯約220円のエチオピア。NOVOLD COFFEE ROASTERSの豆なら、ゴ・エ・ミヨ賞受賞のフレンチレストランや全国コンテスト入賞のショコラティエが在籍するケーキ店にも豆を卸している、プロが認める品質。自宅で淹れても品質は折り紙つきです。
仮にカフェで週2回スペシャルティコーヒーを飲むとすると、月あたり約6,000〜8,000円。同じ予算があれば、NCRの豆を2〜3種類購入して毎日自宅で楽しむことができます。月20杯以上のスペシャルティコーヒーを、カフェの半分以下のコストで。
コンビニコーヒー・缶コーヒーとの比較

「スペシャルティコーヒーは日常飲みには高い」と思っている方に、もう一つの比較を。
コンビニコーヒー:1杯約150円 × 月20日 = 月3,000円。缶コーヒー:1本約130円 × 月20日 = 月2,600円。
月3,000円の予算なら、200gの豆を1袋買ってなお少しお釣りがきます。1杯あたりでは数十円の差。しかも得られる体験の質が根本的に違います。
コンビニコーヒーは確かに手軽で美味しい。しかし、ブラジル 山口農園のアーモンドやヘーゼルナッツの香ばしさ、キャラメルの柔らかい甘味。エチオピア アリーチャ村のブルーベリーやジャスミンの華やかな香り。こうした産地ごとの個性豊かなフレーバーは、コンビニコーヒーでは出会えない体験です。
毎朝のコーヒーを「目を覚ますための一杯」から「今日を始めるための特別な時間」に変える。そのために必要な追加コストは、計算してみると驚くほど小さいのです。
品質と価格のバランス — NCRのポジション

NOVOLD COFFEE ROASTERSの豆は、高すぎず安すぎない、品質に見合った適正価格で提供されています。
その品質の裏付けを見てみましょう。1932年(昭和7年)創業、94年(2026年8月時点)の歴史。三代目の櫻井健司氏が持つコーヒーインストラクター1級、アドバンスドコーヒーマイスター、Jr.スペシャルティコーヒーカッパーの資格。プロバット社の黄金期に製造された1971年製UG22nと、国内でも希少なLoring S35 Kestrelという「焙煎の二刀流」。徳島県内200店以上の飲食店との取引実績。
こうした背景を持つロースタリーの豆が、1杯あたり100〜250円で味わえる。品質、歴史、専門性を考慮すれば、むしろ良心的なポジションにあると言ってよいのではないでしょうか。
焙煎工場直送で届く新鮮な豆を、自宅で丁寧に淹れる。その体験の豊かさは、金額以上の価値を持っています。まずは気になる銘柄を一つ手に取ってみてください。1杯あたりの計算をしてみれば、「思ったより手が届く」ことに気づくはずです。
よくある質問

Q. 定期購入で割引はありますか?
あります。シングルオリジン7銘柄それぞれに「定期コース」をご用意していて、通常価格からおよそ9%お安くなります。たとえばノボルドエスペシャル200gは2,420円が2,200円に、エチオピア アリーチャ ナチュラル200gは2,860円が2,600円に。1杯あたりに直すと約186円が約169円、約220円が約200円という計算です。
金額以上に効くのが「買い忘れて豆を切らす」事態を防げること。お届け間隔を決めておけば、常に新しい豆が手元にある状態を保てます。
ひとつだけご注意を。定期コースのお支払いはクレジットカードのみです。銀行振込・代金引換は、決済のしくみ上そのつどご入金いただく形になるため、定期のお申し込みには使えません。単品でのご購入では、これらの方法もお選びいただけます。
Q. 送料を含めるとコストはどうなりますか?
通販で購入する場合、送料が上乗せされるのは事実。しかし一定金額以上の購入で送料無料になるケースも多く、まとめ買いで実質的な負担を減らすことが可能です。また、送料を1杯あたりに換算すると数十円程度。カフェとの価格差を考えれば、送料を含めてもなお自宅で淹れるほうがはるかに経済的です。複数の銘柄を同時に注文して飲み比べるのも、コストと味わいの両面でおすすめの買い方。
Q. 1杯14gでも美味しく淹れられますか?
はい、問題なく淹れられます。15gは一つの目安であって、14gでも十分に美味しい一杯が楽しめます。1gの差で味が劇的に変わることは少なく、豆の節約にもなります。14gで淹れた場合、200gの豆からは約14杯分が取れる計算。1杯あたりのコストがさらに下がります。ただし、薄く感じる場合はお湯の量を少し減らして調整してみてください。自分にとっての「ちょうどよい」バランスを見つけることが大切です。
味わいの違いを舌で確かめる
ここまでの内容は、実際に飲むと腑に落ちます。産地の異なる3種をどうぞ。
それぞれの個性がはっきり分かります。



