コーヒー豆の分量は、1杯あたり10〜15g、お湯150〜225mlが目安です。NOVOLD COFFEE ROASTERS(ノボルドコーヒーロースターズ)のハンドドリップ標準は豆15g/お湯225ml、比率にすると1:15。この記事では、杯数別の早見表、豆の量と湯量の換算表、器具別の目安、当店7銘柄の推奨レシピ、1杯あたりのコストまでを、公的機関とメーカーの公表資料を出典として整理します。
結論|コーヒー1杯の豆は10〜15g、お湯は150〜225ml
コーヒー1杯に使う豆の量は10〜15g、お湯は150〜225mlが目安です。NOVOLD COFFEE ROASTERSの標準レシピは豆15g/お湯225ml(1:15)。全日本コーヒー協会はペーパードリップ1杯分を「粉12g・湯160mL・できあがり140mL」と案内しています。数字に幅があるのは、「1杯」を何mlで数えるかが資料ごとに違うためです。

まず覚えるのは1杯分の1組だけで十分です。当店の標準「豆15g/お湯225ml」を基準に、杯数を掛け算すれば下の早見表になります。
| 杯数 | 豆の量 | お湯(1:15) | 軽めにするなら(1:17) |
|---|---|---|---|
| 1杯 | 15g | 225ml | 255ml |
| 2杯 | 30g | 450ml | 510ml |
| 3杯 | 45g | 675ml | 765ml |
| 4杯 | 60g | 900ml | 1,020ml |
3杯以上をまとめて淹れるときは、ドリッパーとサーバーの容量を先に確認してください。1〜2杯用のドリッパーに45gの粉を入れると、粉の層が高くなってお湯があふれます。器具の容量を超える場合は、2回に分けて淹れるほうが味は安定します。
コーヒーの黄金比とは|1:15〜1:17は濃さの目盛り
コーヒーの黄金比とは、豆1gに対してお湯を何ml注ぐかという比率のことで、1:15〜1:17がよく使われる範囲です。豆15gなら、お湯は225ml〜255ml。数字が小さいほど濃く、大きいほど軽くなります。1:13が濃いめ、1:15が標準、1:17が軽めという目盛りとして覚えると、好みの位置を数字で再現できます。
| 比率 | 豆15gのお湯 | 味の方向 | 合わせやすい焙煎度 |
|---|---|---|---|
| 1:13 | 195ml | 濃い。コクが前に出る | 深煎り |
| 1:15 | 225ml | 甘みとコクの中間 | 中煎り |
| 1:16.5 | 248ml | 軽く、香りが立つ | 浅煎り・中浅煎り |
| 1:17 | 255ml | 透明感。後味が軽い | 浅煎り |
比率を読むときに1つだけ注意があります。分母が「注ぐお湯の量」なのか「できあがりの量」なのかで、同じレシピでも数字がずれることです。全日本コーヒー協会のペーパードリップは粉12g・湯160mLで、できあがりは140mL。注いだ湯を分母にすれば1:13.3ですが、できあがりを分母にすると1:11.7になります。粉に吸われて残るぶんの差です。他のレシピと比べるときは、どちらの基準かを先にそろえてください。
「黄金比」という呼び方は淹れ手のあいだで広く使われている通称です。本記事では、公的資料で確認できる数値として全日本コーヒー協会が示す器具別の粉量・湯量を基準に置き、比率は当店の推奨レシピで補っています。
コーヒー豆の計り方|スケールが基本、スプーンは器具ごとに違う
コーヒー豆の量は、0.1g単位で表示できるスケールで計るのが基本です。計量スプーン1杯のグラム数は器具メーカーごとに違い、HARIOのV60計量スプーンはコーヒー粉すりきり12g、メリタのメジャースプーンはすり切り1杯約8g。同じ「スプーン1杯」でも4gの差があり、1:15なら湯量にして60mlの違いになります。

| 道具・資料 | 1杯の量 | 出典 |
|---|---|---|
| HARIO V60計量スプーン | すりきり12g | HARIO 製品仕様 |
| メリタ メジャースプーン | すりきり約8g | メリタ公式 |
| 協会の目安(中細挽き) | 約10g | 全日本コーヒー協会 |
協会の行だけは、性格が違う数字です。HARIOとメリタの2つはスプーン本体の容量ですが、協会の約10gはスプーンの容量ではなく「1杯分の粉量の目安」で、中細挽きの場合の値。道具の容量と、粉量の目安という別々のものを、同じ「1杯」という単位で見比べられるように並べています。
メリタは、このスプーンについて「メリタ式コーヒーフィルターでコーヒー1杯を淹れるのに適した量」と説明しています(出典: メリタ ハンドドリップの道具)。付属のスプーンは、その器具の1杯分に合わせて設計された道具だと考えるのが正確です。他社のドリッパーに流用すると、意図しない濃さになります。
スケールを使うときの手順
手順は3つです。第一に、ドリッパーとフィルターをセットしたサーバーをスケールに載せ、表示を0にリセットします。第二に、粉を入れて豆の重さを確認します。第三に、もう一度0にリセットしてからお湯を注ぎ、目標のml数(=g数)で止めます。水は1ml=ほぼ1gなので、湯量はスケールでそのまま計れます。
計量スプーンしかない場合の補正
計量スプーンは体積で量る道具なので、同じ1杯でも重さは一定になりません。手持ちのスプーンをキッチンスケールで一度だけ計り、「自分のスプーン1杯=何g」を確かめておけば、以後はスプーンだけでも比率を再現できます。10gなら1:15で150ml、12gなら180mlというように、湯量の側で合わせます。
豆の量と湯量の換算表|10g・12g・15g・18g・20g
豆の量からお湯を出す計算は「豆のグラム数 × 比率 = お湯のml」の一本です。豆15gなら1:15で225ml、1:17で255ml。逆に湯量から豆を出すときは「お湯のml ÷ 比率」で、400mlなら1:15で約27g、1:17なら約24gになります。下の表は、よく使う5段のグラム数で先に計算したものです。

| 豆の量 | 1:13(濃いめ) | 1:15(標準) | 1:16.5 | 1:17(軽め) |
|---|---|---|---|---|
| 10g | 130ml | 150ml | 165ml | 170ml |
| 12g | 156ml | 180ml | 198ml | 204ml |
| 15g | 195ml | 225ml | 248ml | 255ml |
| 18g | 234ml | 270ml | 297ml | 306ml |
| 20g | 260ml | 300ml | 330ml | 340ml |
お湯の量から豆を逆算する
サーバーやポットの容量が先に決まっている場合は、割り算で豆を出します。1:15なら、300mlで20g、400mlで約27g、500mlで約33g、1リットルの水出しポットなら約67g。軽めの1:17に寄せるなら、順に約18g、約24g、約29g、約59gです。容量に対する豆が決まってしまえば、あとは同じ手順を繰り返すだけで味が安定します。
器具別の目安①|ペーパードリップ・ネルドリップ・サイフォン
ペーパードリップの1杯分は、全日本コーヒー協会の基準で粉12g・お湯160mL、できあがり140mL、湯温は95℃前後です。ネルドリップも粉12g・湯160mLで同じ。サイフォンだけは同じできあがり140mLに対して粉15gと多くなります。同じ「1杯」でも、器具が変われば必要な粉は12gから15gまで動きます。

| 器具 | 挽き目 | 1杯分の粉 | お湯 |
|---|---|---|---|
| ペーパードリップ | 中細挽き | 12g | 160mL |
| ネルドリップ | 細〜中細挽き | 12g | 160mL |
| サイフォン | 中細挽き | 15g | 160mL |
3つとも、できあがりは1杯140mLです(出典: 全日本コーヒー協会「ペーパードリップ式」ほか)。協会のペーパードリップの手順は、20mLを注いで20秒蒸らし、80mL・40mL・20mLの3回に分けて注ぐというもの。合計160mLの内訳まで示されているのが特徴です。
挽き目を変えると、1杯分の粉量の目安も変わります。協会は粒度ごとに次の量を示しています。
| 器具 | 適する挽き目 | 1杯分の粉量 |
|---|---|---|
| ペーパードリップ | 中細挽き・中挽き | 約10〜13g |
| ネルドリップ | 中挽き・粗挽き | 12〜15g |
| サイフォン | 中細・中・粗挽き | 約10〜15g |
| エスプレッソ | 極細挽き | 6〜8g |
| フレンチプレス | 中挽き・粗挽き | 12〜15g |
ここで、協会の数字が2系統あることに触れておきます。粉12g・湯160mLという器具ごとの数値は個別ページの実践レシピ、すぐ上の挽き目別の一覧は基本原則ページの総論(器具共通の目安)です。総論ではペーパードリップに適する中細挽きを1杯約10gとしていますが、個別レシピでは12g。どちらも協会の公表値で、総論は粒度から引くための目安、個別レシピは手順とセットの実践値という違いがあります。
粗い粉ほど1杯分のグラム数が増えるのは、粒度と表面積の関係によります。協会はエスプレッソの解説で「粒度を細かくすると湯に触れる表面積が増え」と述べており、逆に粗く挽けば湯に触れる面は小さくなります。同じ器具で挽き目を粗くしたときは、豆を1〜2g増やすと濃さが揃います。サイフォンの手順や浸漬時間はサイフォンコーヒーの仕組みにまとめています。
器具別の目安②|フレンチプレス・エスプレッソ・マキネッタ・水出し
フレンチプレスは当店ブラジル 山口農園の推奨レシピで豆15g・お湯250ml・92℃・4分。エスプレッソは全日本コーヒー協会の基準でできあがり25〜30mLに対し極細挽き6〜9gを20〜30秒で抽出します。水出しは粉40g・水500ml(1:12.5)で8〜12時間。マキネッタだけはグラム指定がなく、器具の容量で粉量が決まります。
| 器具 | 粉・豆 | 水・お湯 | 時間 |
|---|---|---|---|
| フレンチプレス | 15g | 250ml・92℃ | 4分 |
| エスプレッソ | 6〜9g(極細挽き) | できあがり25〜30mL | 20〜30秒 |
| マキネッタ | バスケットすりきり | 安全バルブの下まで | 器具の指示に従う |
| 水出し(浸漬式) | 40g(粗挽き) | 水500ml | 8〜12時間 |
| アイス(急冷式) | 20g | 湯130〜150ml | 1分30秒〜2分 |
表のエスプレッソ6〜9gは、協会の器具別ページにある個別レシピの値です。基本原則ページの総論表では極細挽き6〜8gとされており、同じ協会でも1g分の幅があります。本記事の表には、抽出時間や圧力まで示している個別レシピの側を採用しました。
マキネッタの粉量に数字が出てこないのは、器具の構造で決まるからです。ビアレッティの取扱説明書は「ボイラーの安全バルブの下まで冷水を入れる」「ろうと形フィルターにモカ用に挽いたコーヒーを入れ、押さえつけない」と手順で指示しており、グラム数は書かれていません(出典: Bialetti Moka Express 取扱説明書)。同書はエスプレッソマシン用の極細挽きを使わないようにとも注意しています。器具の選び方はマキネッタの使い方で解説しています。
水出しとアイスは、豆の量の考え方が逆になります。水出しは1:12.5と濃いめの比率で長時間かけ、氷で薄める前提がありません。急冷式は粉20gに対して湯130〜150mlと極端に濃く抽出し、サーバーに入れた氷100〜120gが溶けて最終的な濃さになります。時間ごとの変化は水出しコーヒーの抽出時間は何時間?にまとめました。
焙煎度別の調整|当店7銘柄の推奨レシピ
焙煎度で最初に変えるのは、豆と湯の比率です。NOVOLD COFFEE ROASTERSの推奨レシピでは、深煎りのインドネシア マンデリン エスペシャルだけが豆18g・お湯240ml(1:13)と濃いめ。浅煎りのブラジル フルッタと中浅煎りのエチオピア アリーチャは豆15g・お湯250ml(1:16.5)と軽めで、中煎りの2銘柄は1:15が基準になります。

| 銘柄 | 焙煎度 | 豆 |
|---|---|---|
| ブラジル 山口農園 | 中煎り | 15g |
| グアテマラ エルインヘルト | 中煎り | 15g |
| コスタリカ グラナディージャ | 中浅煎り | 15g |
| エチオピア アリーチャ | 中浅煎り | 15g |
| ブラジル フルッタ | 浅煎り | 15g |
| インドネシア マンデリン | 深煎り | 18g |
| ノボルドエスペシャル | — | — |
続けて、お湯の量(比率)と湯温を比べます。
| 銘柄 | お湯(比率) | 湯温 |
|---|---|---|
| ブラジル 山口農園 | 225ml(1:15) | 92℃ |
| グアテマラ エルインヘルト | 225ml(1:15) | 92℃ |
| コスタリカ グラナディージャ | 225ml(1:15) | 91℃ |
| エチオピア アリーチャ | 250ml(1:16.5) | 90℃ |
| ブラジル フルッタ | 250ml(1:16.5) | 90℃ |
| インドネシア マンデリン | 240ml(1:13) | 88℃ |
| ノボルドエスペシャル | — | — |
蒸らし時間もセットで決まっています。1:15の3銘柄は蒸らし30秒・合計2分30秒。1:16.5のフルッタとアリーチャは蒸らし45秒・合計3分で、商品ページでも「低めのお湯でゆっくり抽出」と案内しています。マンデリンは蒸らし30秒・合計3分30秒。ノボルドエスペシャルはアフターミックスのブレンドで単一の焙煎度を持たず、推奨レシピも設定していないため「—」としています。
マンデリンにはカフェオレ用のレシピもあります。豆20g・お湯200ml・88℃(1:10)で濃いめに抽出し、ミルクで割る組み合わせです。牛乳を加えるぶん、通常の1:13よりさらに濃く淹れておくという考え方になります。
| 焙煎度 | 比率の寄せ方 | 目安 |
|---|---|---|
| 深煎り | 濃いめへ | 1:13前後。豆を2〜3g増やす |
| 中煎り | 標準 | 1:15 |
| 中浅煎り・浅煎り | 軽めへ | 1:16.5〜1:17 |
湯温は88〜92℃の範囲に収まっています。銘柄ごとの温度をそのまま使うのが確実ですが、考え方から知りたい方はコーヒー抽出温度の最適解をご覧ください。なお全日本コーヒー協会は、沸騰後にポットを火から離し、湯面のぐらつきが静まった95℃前後を適温としています。
「1杯」の定義と杯数計算|カップが変われば豆も変わる
「1杯」が何mlかは決まっていません。全日本コーヒー協会のペーパードリップは1杯140mL、当店の標準レシピは注ぐお湯が225mlです。手持ちのカップに水を入れて計量カップで測れば、自分の1杯が何mlかはすぐ分かります。その湯量を15で割った数字が、1:15で必要な豆のグラム数です。
| 注ぐお湯 | 1:15の豆 | 1:17の豆 | 200gで何杯(1:15) |
|---|---|---|---|
| 150ml | 10g | 約9g | 約20杯 |
| 180ml | 12g | 約11g | 約16杯 |
| 225ml(当店標準) | 15g | 約13g | 約13杯 |
| 250ml | 約17g | 約15g | 約11杯 |
| 300ml | 20g | 約18g | 10杯 |
当店の標準レシピで計算すると、200gの袋は約13杯分、500gの袋は約33杯分です。式は「200g ÷ 15g = 13.3杯」「500g ÷ 15g = 33.3杯」。深煎りのマンデリンだけは1杯18gなので、200gで約11杯、500gで約28杯と1〜2割少なくなります。買う量を決めるときは、杯数から逆算するほうが失敗しません。
杯数は鮮度とも関わります。当店の商品ページでは「未開封で焙煎後60日以内、開封後は2週間以内にお楽しみいただくのが最もおいしいタイミングです。挽いた豆は1週間以内を目安にしてください」と案内しています。1日1杯なら500gは1か月以上かかるため、豆のままを選ぶか、200gを選ぶほうが最後まで香りを保てます。
濃さを調整する順番|比率→挽き目→湯温→時間
味が決まらないときは、比率・挽き目・湯温・抽出時間の順に1つずつ動かします。最初に動かすのは比率です。豆15gのまま、お湯を225mlから195ml(1:13)に減らせば濃く、255ml(1:17)に増やせば軽くなります。2つ以上を同時に変えると、どれが効いたのか分からなくなり、次に再現できません。

| 順番 | 変える項目 | 濃くする | 軽くする |
|---|---|---|---|
| 1 | 比率 | 湯を減らす(1:13へ) | 湯を増やす(1:17へ) |
| 2 | 挽き目 | 1段階細かく | 1段階粗く |
| 3 | 湯温 | 高くする(95℃前後まで) | 低くする(88℃目安) |
| 4 | 抽出時間 | 長くする | 短くする |
比率を先に動かす理由は、道具がいらず、効き方がいちばん分かりやすいからです。同じ豆を15gずつ用意し、片方を195ml、もう片方を255mlで淹れて飲み比べると、60mlの差がどれくらい味を変えるかが一度でつかめます。挽き目を変えるにはミルの設定が必要で、湯温には温度計が要ります。手間の少ない順に並べても、この順番になります。
抽出時間については、全日本コーヒー協会が「抽出時間が短いと酸っぱくて薄くなり、長いと苦くてエグくなる」と説明しています。時間は最後に微調整する項目です。挽き目の選び方はコーヒーの挽き方 完全ガイドで粒度ごとに整理しています。
よくある失敗4つ|多すぎ・少なすぎ・計り方・杯数の読み違い
豆の分量まわりの失敗は4つに集約されます。豆が多すぎて重い、少なすぎて水っぽい、スプーンの目分量で日ごとに味が違う、袋から取れる杯数を読み違える。いずれも「比率を数字で固定し、スケールで計る」という1点で大半が解決します。症状から原因をたどれるよう、対応表にまとめました。
| 症状 | よくある原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 重い・苦い・舌に残る | 豆が多い、挽きが細かい | 湯を30ml増やす |
| 水っぽい・香りが弱い | 豆が少ない、湯が多い | 豆を2g増やす |
| 日によって味が違う | スプーンの目分量 | スケールで計る |
| 杯数が思ったより少ない | 1杯の量を小さく見積もり | 200g÷15g=約13杯 |
見落とされやすいのが、挽いたあとの粉の目減りです。ミルの内部に粉が残ると、計ったグラム数より少ない粉で淹れることになり、その日だけ薄くなります。挽いた粉をもう一度スケールに載せて確認すれば、ずれの有無はすぐ分かります。ミルを使わずに粉で買う選択肢もあり、鮮度と手間の比較はコーヒーは豆と粉どっちで買う?にまとめています。
もう1つ、複数杯を一度に淹れるときの読み違いもあります。2杯分は豆30g・湯450mlと単純に倍で始めて問題ありませんが、ドリッパー内の粉の層が厚くなるぶん、お湯の通り方は1杯のときと変わります。濃いと感じたら豆を1〜2g減らす、薄ければ湯を20〜30ml減らす、という微調整で合わせてください。
コーヒー1杯あたりのコスト|200gで約13杯、約186〜220円
NOVOLD COFFEE ROASTERSの豆200g(¥2,420〜¥2,860)を標準レシピの豆15gで割ると約13杯、1杯あたり約186〜220円です。500g(¥5,500〜¥6,435)なら約33杯で、1杯あたり約167〜195円。同じ銘柄でも、500gにすると1杯あたり約19〜25円下がります。
| 価格(200g / 500g) | 200g・約13杯 | 500g・約33杯 |
|---|---|---|
| ¥2,420 / ¥5,500 | 約186円 | 約167円 |
| ¥2,530 / ¥5,600 | 約195円 | 約170円 |
| ¥2,600 / ¥5,800 | 約200円 | 約176円 |
| ¥2,750 / ¥6,180 | 約212円 | 約187円 |
| ¥2,860 / ¥6,435 | 約220円 | 約195円 |
この表は1杯15gで計算した目安です。¥2,600/¥5,800の行はインドネシア マンデリン エスペシャルで、標準レシピが18gと多いため、実際には200gで約11杯・1杯約236円、500gで約28杯・1杯約207円になります。比率を1:17に寄せて豆を13gに減らせば、200gで約15杯まで伸ばせます。なお豆のまま・粗挽き・中挽き・中細挽き・細挽きのどれを選んでも価格は同額で、挽き賃はかかりません。分量は味だけでなく、1杯の単価も決めています。
よくある質問
コーヒー豆の分量について、検索でよく調べられている8問に答えます。一人分のグラム数、豆15gに対する湯量、400mlや2杯分の計算、計量スプーン1杯の重さ、マグカップの場合、アイスコーヒー、粉で買った場合の順です。数値は全日本コーヒー協会の公表資料と、当店の推奨レシピ・商品データにもとづきます。
コーヒー豆の一人分は何グラムですか?
一人分の目安は10〜15gです。全日本コーヒー協会はペーパードリップ1杯(できあがり140mL)に粉12gとしており、NOVOLD COFFEE ROASTERSの標準レシピは豆15g・お湯225mlです。カップが小さめなら10g、マグカップなら15〜17gを目安にしてください。
コーヒー豆15gに対してお湯は何mlですか?
豆15gに対するお湯は225mlが基準です(比率1:15)。濃いめが好みなら195ml(1:13)、軽めなら255ml(1:17)まで動かせます。当店の中煎り2銘柄、ブラジル 山口農園とグアテマラ エルインヘルトは、15g・225ml・92℃を推奨レシピにしています。
コーヒー400mlを淹れるなら粉は何グラムですか?
400mlなら粉は約27gです。計算は「400ml ÷ 15 = 26.7g」。軽めの1:17にするなら約24g、濃いめの1:13なら約31gになります。400mlはドリッパー1〜2杯用の容量を超えることがあるので、器具のサイズを確認してから淹れてください。
コーヒー2杯分の豆の量はどれくらいですか?
2杯分は豆30g・お湯450mlが基準です。1杯分をそのまま倍にすれば足ります。ただし粉の層が厚くなるぶんお湯の通り方が変わるため、濃いと感じたら豆を1〜2g減らすか、湯を20〜30ml増やして調整してください。
計量スプーン1杯は何グラムですか?
計量スプーン1杯の量は器具メーカーによって違います。HARIOのV60計量スプーンはコーヒー粉すりきり12g、メリタのメジャースプーンはすり切り1杯約8gです。手持ちのスプーンを一度スケールで計り、自分の1杯が何gかを確かめておくと、以後の再現性が上がります。
マグカップ1杯だと豆は何グラム必要ですか?
お湯250mlのマグカップなら、1:15で約17gです。1:17に寄せるなら約15g。まずカップに水を入れて計量カップで容量を測り、その数字を15で割ってください。300mlのマグなら20gが目安になります。
アイスコーヒーの豆の量は変わりますか?
急冷式のアイスコーヒーでは豆を増やします。当店の基準は粉20gに対して湯130〜150ml、サーバーに入れる氷は100〜120g。氷が溶けて薄まるぶんを見込んで濃く抽出します。冷水で仕込む水出しは粉40g・水500ml(1:12.5)で8〜12時間が基準です。
粉で買った場合も分量は同じですか?
重さで計るかぎり、豆でも粉でも15gは15gで変わりません。当店は豆のままと4種類の挽き方を同じ価格で選べます。ただし粉は空気に触れる面が多く、開封後においしく飲める目安は1週間以内(豆のままは2週間以内)と短くなります。
まとめ|数字を1つ決めれば、味は毎日再現できる
コーヒー豆の分量は、1杯10〜15g・お湯150〜225mlが目安で、当店の標準は豆15g・お湯225ml(1:15)です。この1組を決めてスケールで計るだけで、昨日おいしかった一杯を今日も再現できます。あとは焙煎度に合わせて、深煎りは1:13、浅煎りは1:16.5へ寄せるだけです。
NOVOLD COFFEE ROASTERSは、創業から94年(2026年9月時点)の焙煎所です。7銘柄それぞれに豆の量・湯量・湯温・蒸らし時間の推奨レシピを用意しているので、まずはその通りに淹れて、そこから自分の好みへ動かしてください。
比率の違いを体感するなら、味の方向が違う3種を100gずつ選べるお試しパックが使いやすいです。
1種類に絞るなら、1:15の基準どおりに淹れやすい中煎りのブラジル 山口農園から。同じ豆で195mlと255mlを飲み比べると、比率の意味がはっきりします。
スケールと数字が、毎朝の一杯を安定させてくれます。




